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【映画】ネタバレ注意!!「僕は明日、昨日の君とデートする」観てきたので感想言わせてください(^^)

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 「僕明日」観てきました

 

平日の昼間なので人がいなくて良かったです(^^)久しぶりの純愛ものということで自分的にはかなり期待して観に行きました♪ 本当は去年観るはずだったのですが年末は仕事が忙しかったのと、バイオハザードを観て感想記事を作り満足?してしまったので僕明日は観るのが遅くなってしまいました(^^;)累計発行部数100万以上の人気小説が映画化したという話題性に加えて、今最も旬な役者を起用したことで公開前から話題になっていましたね☆なので上映期間に観れて良かった(^^)今回は池袋ではなく豊島園のユナイテッドシネマにて。ユナイテッドシネマは広くてオシャレで後ろの席をがっちりキープしてゆっくり観る事ができました♪

 

以下、ネタバレ注意です☆

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 ストーリーまとめ

  

舞台は京都、美大に通う二十歳の南山高寿(福士蒼太)はいつもの通学の電車内で会う女の子に一目惚れした。彼女の名前は福寿愛美(小松菜奈。高寿は意を決して彼女に話しかけ知り合う事に成功。別れの際「また会える?」と高寿が聞くと何故か彼女は一縷の涙を流していた…。涙の理由は分からなくとも益々愛美に惹かれていく高寿。高寿の親友である上山(東出昌大)の後押しもありデートの約束をする。デートの最後に告白をしOKをもらい二人は交際を始める。手を繋ぎ名前で呼び合い、距離を近づける度に涙を流す愛美を不思議に思いながらも、高寿は愛美への愛情を深めていく。そんな二人は誰もが羨む素敵な純愛で全てが順調にいくものだと思っていた。

しかし…。

 

 福士蒼太について

  

この映画を観て最初に思ったのが福士蒼太についての一言である。「成長したな」と思った。映画「ストロボエッジ」での棒読み演技には正直ガッカリした。俺氏「この人喋らなきゃ格好良いのにな…」と思った程であった。ストロボエッジは当時付き合っていた彼女と観に行ったのだが、その元カノは大の福士蒼太ファンで私からのデートの誘いをキャンセルして福士蒼太の握手会に行く程の狂信的なファンだった。ストロボエッジを観た後、元カノに「ねえ、福士蒼太ってなんか棒読みじゃなかった?」と言った。さすがに怒るかなと、言った事を後悔したが、意外にも元カノから返ってきた言葉は「あれは役者じゃない」という辛口コメントだった(汗)それから月9ドラマ「恋仲」での主演に抜擢。ネット上では「まだ月9は早い」などと言われていたのはまだ新しい記憶。初回視聴率が10%を切り、そこから最終回までほとんど挽回できなかったという過去にあまり例のない低視聴率の月9でした。厳密には恋仲はライブ配信や花火アプリの話題性、ツイキャスなどの情報戦略に走っても数字を取れなかったドラマ自体の内容の薄さが原因で福士蒼太が悪いわけではありませんでしたが。

 

しかしこの「僕明日」は違いました(^^)表情が以前よりも格段に豊かになり台詞にも人間味を感じましたね!映画を観ていて終始、違和感なく楽しむ事ができました♪最初に一目惚れし話しかける時やその後のデートのぎこちなさなど、世の非リア男子をありのまま表現してくれたのは好感が持てましたね(^^)親友の上山にカンペフォローを貰った後の電話後のじゃれあいなど、自然な演技を見せてくれて思わずニマニマして観てしまいました(笑)あとベッドシーンでの上半身が綺麗でした。

 

ただ、一言加えるならまだ台詞に棒読み感はあったような気がしました。素人目線ですが台詞の語尾が一定トーンだからだと思います。言葉の緩急が足りないという指摘は申し訳ないですが心の中でありましたね。

    

 小松菜奈について

  

  映画「溺れるナイフ」での幻想的な少女役を観ても思いましたが、小松菜奈は少し陰や謎がある役が似合うなと思いました(^^)小松菜奈は本当に可愛いですね、ほとんど絵画のようなアートを見ているような気分でした(笑)個人的には第2の宮崎あおいだと思っています。恐らくしばらくは若手女優で小松菜奈が頭一つ抜き出た状態が続くでしょうね。顔がほぼ完璧なのに、演技は恐ろしく自然でびっくりしました。話の設定が「一目惚れ」なので、演者には絶対万人が美しい・可愛いと言うような子を起用しなければいけなかったと思いますが、小松菜奈は今回の役にぴったりだと思いました。私もあんな子がいたら一目惚れしてしまいます(笑)逆の時間軸を生きる微妙な恋愛模様をよく演じてくれたと思います。

 

 

 映画の感想

  

  ストレートなくらいの純愛ものと、愛美が別世界から来た住人というファンタジーな要素を取り入れた素敵な映画だったと思います(^^)二人の出会いからデート~交際までは本当に微笑ましく、観ていてモゾモゾするくらいのピュアな内容でした(^^)ただ、愛美が別世界から来た住人で5年ごとのしかも30日間しか会えないという設定は少し難しくて困惑しましたね。映画タイトルからなんとなく察してはいましたが、高寿が5歳の時に溺れたところを助けてもらい、10歳の時に鍵箱を渡してきた人物というが他に疑える可能性がなく、すぐに「愛美なんだろうな」と分かってしまった。できれば他の可能性を臭わせるような展開にして欲しかったかな。高寿と愛美の35歳、30歳あたりは当然老けメイクでしたが、35歳の愛美を演じる小松菜奈(21)をどう表現するのかと思いましたが、さすが溺れたところを助けるシーンだけあってビショ濡れのカットでうまく誤魔化したところはさすがと思いました(^^)笑 35歳の高寿は髭を生やしただけでした☆

 

舞台が京都という事で、二人のデートシーンが本当に綺麗な場所が多く映画を観たら京都に行きたくなりましたね(^^)聖地としてファンが巡礼していてもおかしくないと思います☆全体的に綺麗なシーンで美男美女の役者、二人の恋愛を濃密に魅せた映画で好感が持てましたが、逆を言えば二人の不思議な恋愛だけでそれ以外は何もなかったように少し内容が薄く感じましたね。個人的には時間の制約を抜け出すかのような摩訶不思議な恋愛をしている高寿と愛美とは対照的に、普通の恋愛をしているカップルを対比として出して欲しかったですね。上山(東出)がてっきりそういった形で登場してくれるのかと思いましたが、あくまで学校の友人ってポジションから動かなかったので残念でした。いや、もっと言えば上山が時をかけるキューピットぐらいの重要人物だと思って観てたんですけどね(^^;)一つだけ疑問というか、自分の理解力が足りないだけだと思うのですが、高寿は時間が進む世界で生きていて愛美は時間が戻る世界で生きていたと思うんですけど、

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という感じで示すと分かり易いと思います。今回の映画は二人が唯一同じ年齢の時に逢える20歳の時の話でしたよね。5歳の時に高寿は湖で溺れて35歳の愛美に助けてもらって、10歳の時に高寿は30歳の愛美から鍵箱を貰った・・・と。鍵箱の中身は20歳の時に高寿と一緒に撮った写真だったのですが、逆の時間軸を生きている愛美がどうして写真を持っていたんだろうか?と映画を観ていた時に思いました。30歳で写真を渡した愛美はどんどん若返っていく存在であり、20歳の時に撮るはずの写真を30歳の時に持っているのはどうしてだ?と困惑しました(^^;)このあたりをちゃんと理解したいなと思ったので、私は原作と漫画を読む事にしました(笑)

 

ぼくは明日、昨日のきみとデートする (宝島社文庫)

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最後に、エピローグに流れたback numberの「ハッピーエンド」が凄くイイ曲でした(^^)時間軸の流れが違う二人の恋愛だけに、ハッピーエンドとは言い難いものでしたが、サビの歌詞が切ない二人の物語を象徴しているようで泣けてきましたね(;;)

 

 

 

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